2016年2月27日(土):第28回合同勉強会


更新:2016/3/2


【海上保安庁における惨事ストレス対策の実践】


海上保安庁メンタルヘルス対策官・臨床心理士 水口勲さんにお越しいただき、ご講義いただきました。

惨事ストレスとは、「通常の対処行動機制がうまく働かないような問題や脅威(惨事)に直面した人か、惨事の様子を見聞きした人に起こるストレス反応」とされます。

海上保安官をはじめ、警察官、消防官、自衛官など、事故や災害の現場で他者を救援する職業に就いている人は「職業的災害救援者」と呼ばれ、その職務上、惨事ストレスに遭遇する危険性を抱えています。

海上保安庁では、平成15年に「惨事ストレス対策アドバイザー」を委嘱し、職員の惨事ストレス対策に取り組んできましたが、東日本大震災の発災を機に、惨事ストレスを含むメンタルヘルス対策を強化すべく常勤の心理職を採用するにいたりました。

今回は、水口先生に惨事ストレスについてご説明いただきつつ、海上保安庁における取り組みの一端をご紹介いただきました。

  • 企画
学習院大学大学院生

  • 講師
海上保安庁メンタルヘルス対策官・臨床心理士 水口勲さん

  • 場所
国際医療福祉大学 青山キャンパス別館 戸田ビルホール(戸田ビル4階)

  • 参加費
500円

  • 開催日時:2016年2月27日(土)
15:00~17:30 勉強会(2時間30分)
18:00~21:00 懇親会(希望者10人+水口先生も参加されました)

  • 参加者
23名(男性:10名 女性:13名)
大学院生:14名(M2:7名 M1:7名) 学部生:5名 修了生:4名

  • 参加大学院
9大学院 3大学
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